あいさつ用の手土産を用意
入居したらご近所にあいさつをしよう
引越し当日は、搬入作業でバタバタし、場合によってはエレベーターを独占してしまったりするので作業前にご近所さんや管理人さんにあいさつをしましょう。
一戸建てなら「向こう三軒両隣」という言葉があるように、向かい側の3軒と両隣にはあいさつをすると良いでしょう。マンションならば両隣と上下の方にはあいさつをしておきましょう。
あいさつの時に心ばかりの手土産を用意しておくのも一般的です。500円~1,000円程度の高価でないものでかまいません。タオルや石鹸や洗剤など消耗品の方が喜ばれます。また、食べ物などはご近所さんの不在が続いてなかなか会えなかったときに、古くなってしまうので避けるべきです。
また、最近では女性の一人暮らしなどで、防犯上の理由でご近所の住人に挨拶をしないケースも増えています、適宜判断しましょう。
冷蔵庫の水抜き
冷蔵庫整理は早めに取りかかろう
意外と忘れがちになるのは、冷蔵庫内の食品の整理です。冷蔵庫の中に食品が残っていると、引越し業者は運ぶ事ができません。冷蔵庫・冷凍庫内の食品は1週間くらい前から計画的に消費していきましょう。
引越しの前日には冷蔵庫の中を空っぽにして、コンセントを抜いて水抜きし、庫内の霜取りをする必要があります。翌日に庫内の霜が解けた水は拭き取り、冷蔵庫下のトレーに溜まった水は捨てておきましょう。
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石油ストーブの灯油抜き
引越し前は灯油の購入に注意が必要です
冬場に使う石油ストーブですが、灯油が入った状態だと危険物扱いになるため、引越し業者は運ぶ事ができません。
石油ストーブに入っている灯油は事前に使い切ってしまうか、ポリタンクに移し変えて抜いておく必要があります。
ただし、灯油の入ったポリタンクも運ぶ事ができないので、石油ストーブを使っているご近所さんにあげてしまうか、有料になりますがガソリンスタンドに持ち込み廃棄してもらいましょう。冬の引越しを予定されている方は、灯油を購入する際に引越しする日までの使用量を考えた上でご購入ください。
また、他にもガソリンの入ったバイクや花火も危険物扱いになるため、引越し業者では運ぶ事ができませんのでご注意ください。
▶引越先が北国なら事前に暖房器具を購入しよう。
ネットで購入する場合、配送先を引越先のご住所にし、ご入居日に受け取れるようにすると便利です。
ガスファンヒーターを購入する場合は、引越し先の居室内にガス栓がついている必要がありますので事前に確認しましょう。
パソコンのバックアップ
パソコン内の大切なデータは事前にバックアップしておこう
パソコンのような精密機器は、きちんと梱包して引越しの際のトラックの揺れなどでデータが破損してしまわないようにしましょう。
仮にデータが破損・消失したとしても引越し業者は補償してくれません。そのため、パソコン内の大事なデータは事前にバックアップを取っておくと安心です。
バックアップの仕方としては、バックアップを取るデータ量が少なければUSBメモリーやSDカードなどが便利です。また、無料のクラウドサービス(ネット上のサーバーにデータをアップし保管するサービス)を利用するのも手です。逆にデータ容量が多ければ、外付けのハードディスクなどを購入しましょう。また、バックアップを取ったデータは自分で運ぶ事で、より安全に引越先へ持っていきましょう。
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引越し当日の準備物
当日に使うものをまとめて、紛失しないように注意が必要
当日すぐに使うものや、貴重品はダンボールに梱包せず自分で管理し、引越先に持ち込みましょう。
お金や、金融機関の通帳、貴金属、印鑑、新居の契約書など大切なものは自分で運ぶ必要があります。
特に旧居の鍵は引越しの搬出作業後に返却の必要があるケースもあるため、事前に家族全員分の鍵とスペアキーをまとめておく必要があります。また、新居の鍵に関してもうっかり梱包してしまうと、搬入作業の時にあわててダンボールを広げて探す事になります。
他にも、当日に着る服や、化粧品、タオルなどは別にしておき、当日の朝はスムーズに搬出作業に取りかかれるようにしておきましょう。
引越しが遠隔地の場合、搬出から搬入までが2~3日かかる事もあります。その場合は寝具や衣類など最低限のものは事前に自分で新居に持ち込むか、宅急便等を利用する事がおすすめです。