大学生の住民票どうすればいい?


大学生の住民票どうすればいい?

学生だから移さなくてもOK?

大学生になり一人暮らしを始める場合の住民票ですが、通常の引越しであれば、引越元の役所で転出の手続きをし、引越先の役所で転入届けを14日以内に手続きしないといけません。

ただし大学生の一人暮らしの場合だと、卒業後は実家に戻る事も考えられるため「学校の近くの住まいは通学のための一時的なもの」であり「生活の拠点は実家」とみなすこともできます。

そのため、必ずしも住民票を移す必要はありませんが、移さないことで発生するデメリットも多いので、移されることをおすすめします。

 

住民票を移さないと、どうなるの?

住民票を移さないとこのようなデメリットがあります。

運転免許の取得・更新が面倒
自動車の運転免許を取得する際、本免試験は住民票のある地域の免許センターで受ける必要があるので、住民票を移していないと帰省して受けることになります。

また、免許の更新も住民票のある地域の免許センターでしか更新できないので、交通費が余計にかかってしまいます。
ちなみに免許の更新は住民票のある地域の警察署でも可能ですが、警察署だと初回更新の場合は受付と講習の2回(別日)に分かれてしまうので、帰省しての免許更新は免許センターに行き、1日で済ませてしまう方が便利です。

選挙の案内が実家の方に届く
18歳から選挙権が得られるのですが、事前に郵送される「投票受付用紙」は住民票の住所に配達されるため実家に届いてしまいます。
選挙のために帰省するのは大変なので、住民票のある自治体のホームページを確認したうえで不在者投票を行いましょう。

他にも公的な書類は全部実家に届いてしまう
健康保険証、年金保険料、大学からの書類など公的な郵送物は住民票のある実家に届いてしまいます。
健康保険証など必要なものは実家から送ってもらう必要があり、ひと手間かかります。

 

成人式はどうなるの?

成人式の案内状は、住民票を写した地域の自治体から届きます。
そのため、その地域の成人式に参加することになります。

しかしながら、地元の成人式に友達と一緒に参加したい!というのが実際のところ。

その場合、事前に地元の自治体のホームページから担当窓口を確認のうえで連絡し、案内状を送ってもらうことで地元の成人式に参加できます。
自治体によっては身分証明書があれば当日参加が認められる事もあり、逆に住民票がないと参加不可の場合もあるので事前に確認しましょう。

 

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